旬のトピックス

ホームの中の旬のトピックスの中の横山の郷トレッキングコースできました!

横山の郷トレッキングコースできました! 宇佐エリア

2021年05月31日

文化財と壮大な景観が楽しめるトレッキングコース

宇佐市横山地区に地元の文化財や景観を楽しみながら歩くことができる
トレッキングコースができました。
登山口駐車場から第1展望所までの間や天福寺奥の院周辺には、やや急な坂や岩場がありますが、全体的には標高200m程の尾根伝いを歩く約4.1kmのコースです。
展望デッキ(タテ1.8メートル・横3.6メートル)の設けられた第1展望所からは、
中津市や周防灘の眺望が楽しめ、約300メートル離れた第2展望所では
宇佐平野や国東半島が見渡すことができます。
天福寺奥の院には木造の不動明王が置かれ、ここにあった塑像三尊仏像は国の重要文化財に指定され市内の県立歴史博物館にて常設展示されています。
体力作りや健康増進にぜひ天福寺奥の院まで気持ちの良いトレッキングをお楽しみください

お問い合わせ
横山地区まちづくり協議会
稲積 090-9560-1121

横山の郷トレッキングコース Photo gallery

トレッキングコース登山口

【見所】 観音山横穴墓群

凝灰角礫岩が広く分布する横山の谷には、古墳時代に造られた多くの横穴墓が残っています。記帳台がある駐車場からほんの10mほど登ったところに数十個の横穴墓群が現れ、さらに100mほど北に位置する千手観音堂の周辺にも観音山横穴墓群があり、この中には入り口正面の壁に赤い文様が描かれている横穴墓もあります。描かれた文様は、死者の霊が墓から出ないようにするため、あるいはこの世の邪悪なものが死者の安らかな世界に侵入しないようにするためとか言われていますが、本当の意味は謎です。みなさんはどう思いますか?

第1展望所(展望デッキからの眺望)

駐車場から横穴墓群を過ぎ、約600mほど登ると権現神社の祠があります。ここが第1展望所で、木製の展望デッキからは、中津方面、周防灘が見渡せます。天津の沖には、かつて宇佐海軍航空隊が目標にしたという「標的」が見えます。探してみてください。また、澄み切った天気の良い日には海の向こうに山口県宇部市の工場や煙突からたなびく煙も見ることができます。

第2展望所

駐車場から約900m、第1展望所から約300mの距離にある第2展望所では横山の水田を潤す小倉の池、宇佐市役所に続いて遠くは国東半島の山々が見渡せます。ここには、宇佐海軍航空隊の鉄塔が建てられていたとも言われる大穴があるので気を付けて下さい。第2展望台から天福寺奥の院までは約3.2kmほどあります。

今成横穴墓群

第2展望所から天福寺奥の院方面へ10分ほど進み、東へ下ると134個もの横穴墓が連なる今成横穴墓群が現れます。横山の谷に存在する横穴墓群の中では最も多いものです。
この中には木造の仏像数体や赤い文様のある横穴墓もあり、更に詳しい調査が待たれます。

・今成横穴墓群から天福寺奥の院まではまだ2km以上あります。

天福寺奥の院

天福寺奥の院は、四日市方面から南西に延びる県道44号(宇佐~本耶馬溪線)が麻生にさしかかる手前の黒地区の山の中腹にぽっかりあいた岩窟内にあります。

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
麻生の禅源寺に伝わる「禅源寺年代記」によると、天福寺奥の院(不動堂)は永久元(1113)年頃に建立され、お堂は3室に分れ、中央室には奥の院の本尊不動明王が安置されています。

¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨
奥の院とは本堂から離れた後方の山上や岩窟内に設けた、「大切な仏像などを安置する神聖な場所」をいいます。県道沿いの登り口から150mほど石段を登った岩窟内にある奥の院からは70体余りの仏像が発見され、なかでも国指定の重要文化財である塑像三尊仏像は天平期(729~749)の作といわれ、現在は大分県立歴史博物館に展示されています。

天福寺奥の院からの眺望

奥の院上の岩場からの眺望

写真提供 大分大学名誉教授 佐藤 誠治氏

□ 塑像三尊仏像(国指定重要文化財)

□ 一木彫仏像群(県指定有形文化財)

塑像三体と木造の仏像40体は天福寺奥の院から市内高森にある大分県立歴史博物館に移され、それぞれのコーナーが設けられて常設展示となっています。塑像とは、仏像の骨格である「心木」という木材に荒縄を巻き付け、そこに土を盛り上げ、表面を細工して造られた仏像のことです。両脇侍菩薩の引き締まった肉付け、腰をひねったプロポーション及び写実的な衣文表現は、これらが天平彫刻の盛期に中央の手慣れた仏師の手になったことを思わせます。

一覧へ戻る

バックナンバー