対岸の上拝田地区にある観音寺の奥の院であり、約1200年前、僧法連の開基と伝えられています。お堂は懸崖造り、懸づくり等とも呼ばれ、後背部を岩に持たせかけ、全面は柱で支えるといった建築様式で作られています。
毎年1月4日の夜、無病息災と五穀豊穣を祈願する鬼会が行われています。観音寺から松明を手にした若者たちが駅館川を渡って、観音堂に参拝した後、赤鬼と青鬼に分かれて松明を叩きあいます。正月の夜に行われる鷹栖巣観の鬼会は、火と水の祭りです。
上拝田側に駐車場があり、専用のつり橋を渡って参拝できます。