中津市三光に抜ける清水トンネルに近い道路沿いにある山寺。曹洞宗泉福寺末で山号は補陀山。本尊は釈迦牟尼。九州西国三十三観音霊場の第三番札所でもあります。
717年に仁聞菩薩が開基。境内の岩肌から清水が湧きだしたために寺号としたと伝えられています。1180年に平重盛が京都清水寺に本尊を勧請して、七堂伽藍を建立させたとも伝えられています。
1408年に龍安和尚が再興し、曹洞宗に改宗。1573~1591年には、大友氏の兵火で消失したが、1637年に日出藩主木下宗によって再建されたました。中津藩主小笠原長次公も崇敬され山林等を寄進しています。